南るもいでは、ななつぼしを他の産地よりいち早く取り入れ、美味しい米作りのため工夫、良食味生産技術に取り組み、全道でもトップクラスの美味しいお米の産地になりました。こうしたことからJA南るもい産のななつぼしは、「全国米・食味鑑定コンクール」品種部門で3年連続金賞受賞するなど、お米好きにも評判のお米の町になりました。当店と南るもいの付き合いは、農業指導員の方の紹介で、「全国で金賞を取ったお米がある」という事で紹介して頂きました。最初に金賞を受賞したのが、留萌の中の幌糠という小さな町で、家族代々米作りをしている室田さんという方で、初めて社員で試食した時、「こんな米があるんだ」と、みんなで、度肝を抜かれたのを覚えています。

今年は室田さんのお米が皇室献上米（11月に新嘗祭奉納されるお米）に選ばれ、田んぼの一部で栽培していました。自治体の厳正な審査で選ばれた農家さんだけが造るお米で、実は室田さんは32年前にも選ばれていて、「２回も選ばれる人はいないとても名誉な事だ」と、ほかの農家さんも言っていました。